【伝説の漫画スラムダンク名シーン山王工業戦】「断固たる決意が必要だ」

スラムダンク
スラムダンク新装再編版20巻表紙より

ついにインターハイへの切符を勝ち取った湘北高校。

全国制覇に向けての戦いがついに始まります。

インターハイ前の合宿から山王工業戦までの面白さについてお届けしていきます。

山王工業戦はスラムダンク、いや、スポーツ漫画随一のベストバウトです。

ファン歴25年の僕がもう一度読み返して厳選した名シーンです。

それでは参りましょう。

※山王工業戦に行く前にスラムダンクってどんな話?

っていう方はこちらをご覧ください。

シュート2万本合宿

激戦区神奈川県予選を2位で通過し見事インターハイの切符を勝ち取った湘北高校。

インターハイ10日前に湘北高校は静岡県へ遠征に行くことになります。(花道抜きで)

湘北高校に残った花道は安西先生と共に地獄のシュート2万本合宿を行います。

相手は素人の花道をマークしてこない”スラムダンク本誌より”
フリーでシュートが打てることを想像させる安西先生”スラムダンク本誌より”
成功する姿を想像させる事でモチベーションを上げる”スラムダンク本誌より”

1週間でシュート2万本(1日約3000本)スゴイ(-.-;)”スラムダンク本誌より”

フォームを確認しながら黙々とシュート練習。

基本練習ばかりしてきた花道にとってシュート練習は楽しかった。

そして、

2万本シュートついに達成‼︎”スラムダンク本誌より”

2万本シュートでジャンプシュートというスキルを身につけた花道はいざインターハイへ。

どのような活躍を見せるのか楽しみ。

※安西先生ってやっぱりすごいですね。

成功する姿を想像させ上達に繋げる。

スポーツをする子供たちにも実践させてみてはどうでしょう?

上達に近づくかもしれませんね。

(安西先生の声かけについての記事はこちらです)

インターハイ開幕

ついにインターハイを迎えます。しかし、移動中の新幹線で衝撃の出来事が起きてしまいます。

AランクとCランク

インターハイ会場に向かう湘北高校。

その移動中、1回戦の対戦相手である大阪代表豊玉高校と鉢合わせになります。(少しケンカになる)

豊玉高校の岸本が持っていたバスケット雑誌には衝撃の事実が書いてありました。

”スラムダンク本誌より”

湘北高校(神奈川2位)・・・Cランク

豊玉高校(大阪2位)・・・Aランク(1回戦の相手)

山王工業高校(秋田1位)・・・AAランク(2回戦の相手)

ちなみに海南大付属高校(神奈川1位)はAランク

戦前の予想では圧倒的不利な状況の湘北高校。

いよいよインターハイ1回戦へ。

どんな結末が待っているのでしょう?

乞うご期待。

豊玉高校に勝利。そして最強山王戦へ

湘北高校VS豊玉高校

試合序盤、さすがのAランク豊玉高校の強さが際立ちます。

特徴は『ラン&ガン』

圧倒的なオフェンス力が武器のチームです。

しかし、豊玉高校は監督が変わり内部分裂が起きていました。

新監督・・・「ラン&ガンでは全国では勝てない」

豊玉のプレーヤーたち・・・「前監督、北野さんのラン&ガンで勝つ」

監督の指示が選手に伝わらない、無視をするチーム。

徐々に崩壊が始まってしまいます。

一方の湘北高校は安西先生、赤木を中心にまとまり点差を縮めていきます。

そして後半、花道の特訓の成果がついに実を結びます。

”スラムダンク本誌より”

2万本シュートのフォーム。綺麗ですね。

”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”

ハイタッチが感動を呼びます。

絶好調の大黒柱赤木。(隙を見せない声かけが素晴らしい)

”スラムダンク本誌より”

終盤には豊玉に追い上げられるも湘北高校の良さが際立ちタイムアップ。

”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”

1回戦に勝利し最強山王工業に挑みます。

スラムダンク ベストバウト山王工業戦

最強王者山王工業高校”スラムダンク本誌より”

連覇中の最強王者秋田県代表、山王工業高校。

誰もが知っており、山王を一目見ようと観客席は満員になるほどの人気チーム。

昨年優勝時のメンバーが3人残っており、もはや弱点は無く山王史上最強と評されています。

その中でもエースの沢北栄治は高校No.1プレイヤーであり大会後アメリカに渡ることが決まっています。

prcm.jpより引用

名将安西先生率いる湘北高校はどう戦って行くのでしょうか?

最大の挑戦が今始まります。

湘北の奇襲

試合開始。

誰もが山王の圧倒的勝利を想像している状況。

そこで、安西先生は、山王にいつもと違うと思わせるために奇襲を仕掛けます。

”スラムダンク本誌より”

宮城から花道へパス。

”スラムダンク本誌より”

花道渾身のアリウープ。

※アリウープ・・・パスをそのままキャッチしながらダンクをする技。バスケの花形プレイ

”スラムダンク本誌より”

絶好調三井の3連続3Pシュートが決まる。

流川VS沢北のエース対決

湘北の奇襲が成功。

しかしこの男が黙っているはずもありません。

”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”

山王エース沢北のドライブ。

”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”

湘北エース流川のドライブダンク。

エース同士の1on1。迫力満点。

奇襲や素人の花道を軸に攻めたりと名将安西先生の采配が当たり前半を36-34というスコアで折り返します。

フルコートゾーンプレス

後半開始。

いきなり沢北の3Pシュートで逆転する山王。

湘北が試合を始めると同時にフルコートゾーンプレスにて勝負を決めにかかります。

3.1.1フルコートゾーンプレスとは?
・フルコートにわたりプレスをかけボールホルダーを追い込む
・苦し紛れのパスをインターセプトする
・相手の平常心を奪う
・冷静な判断力を奪う
・自信を失わせる
・攻撃意欲をなくす

日本一走り、日本一うまいチーム山王工業の伝家の宝刀フルコートゾーンプレスにより開始2分半で36-50と14点差をつけられてしまいます。

圧倒的強さ。

「最強山王おそるべし」

「見ていられるのもあと5分」

そんな雰囲気の中、湘北のタイムアウトが取られます。

No.1ガード

安西先生はフルコートゾーンプレスに対して湘北の切り込み隊長(宮城リョータ)を信じます。

そしてマネージャーの彩子も湘北の勝利のために選手を盛り上げます。

”スラムダンク本誌より”

彩子、いいこと書くね!(これで宮城リョータ目覚めます)

”スラムダンク本誌より”

選手を信じる気持ちがゾーンプレス突破につながります。

最強センター河田雅史

宮城のスピードでフルコートゾーンプレスを突破した湘北。

しかしゴールが遠い。

大黒柱赤木が1on1で最強センター河田に全く歯が立たない。

”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”

試合前のスカウティングで赤木の攻撃パターンを研究していたため、ことごとくシュートブロックする河田。

絶対絶命の湘北高校。

安西先生は花道を下げ最後の秘策を伝えます。

リバウンド王

花道にリバウンドの重要性を考えさせる安西先生。

自分がリバウンドを取るとどうなるかを想像させます。

”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”

想像させ、気付きを与えることでモチベーションを上げます。

”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”

リバウンド王、花道と共に復活した湘北高校。

ここから脅威の追い上げが始まります。

あきらめの悪い男、三井寿

花道のリバウンド力により息を吹き返した湘北。

スタミナ切れ寸前の状況の中、あきらめの悪い男がやってくれます。

”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”

天才シューター三井復活!

そして2年越しゴリとのグータッチに感動。

スーパーエース沢北

追い上げる湘北にまたしても立ちはだかる壁。

スーパーエース沢北の逆襲が始まります。

”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”

アメリカ仕込みのシュート。日本で始めて使った技。

”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”

3人がかりで止めに行くも、空中でかわされ得点されてしまう。

”スラムダンク本誌より”

恐るべしスーパーエース沢北。

湘北、万事休すか!?

流川覚醒

流川は、ふと思い出します。

仙道が言っていたあの言葉の意味。

「お前はその才能を活かしきれていない」

「1on1もオフェンスの選択肢の1つにすぎない。それがわからないうちは、お前に負ける気がしねえ」

オフェンス。つまり点を取ること。

それが誰であっても得点には変わりありません。

まわりを上手く使うこと。

そこに気付いた流川は覚醒します。

”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”

相手は選択肢が多いと判断に迷いが生じてしまいプレーが遅くなってしまいます。

それによりシュート、ドリブル、パスというプレーの幅が広くなってくるのです。

”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”

覚醒した流川のゲームメイクにより5点差まで追い上げた湘北。

残り時間は2分。

怒涛のラストへ。

最高のチーム

山王のタイムアウト。

ゴリはふと昔のことを思い出してしまいます。

”スラムダンク本誌より”

仲間に恵まれなかったゴリ。それでもやっぱり全国の夢は諦められなかったのですね。

”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”

最高のチームを手に入れたゴリ。

勝利へ向けて突き進みます。

ダンコたる決意

ルーズボールの処理で背中を強打した花道は選手生命に関わるケガを負ってしまいます。

無理を押してプレーを続ける花道は激痛のあまり倒れてしまいます。

”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”

安西先生の気持ちよくわかります。

”スラムダンク本誌より”

しかし花道は

「オレの栄光時代は今なんだよ」

と言って安西先生を説得し、ダンコたる決意で再びコートに戻ります。

決着

”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”
prcm.jpより引用
”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”
”スラムダンク本誌より”
prcm.jpより引用

劇的な勝利!

最高の試合!!(映画化しないかなあって願ってます)

最後に

2回にわたりスラムダンクの面白さについて書きました。

僕がはまってしまう理由がわかっていただけたでしょうか?

面白さを伝えるにあたりもう一度読み返して見ましたが、やはりこの作品を超える漫画は見つかりません。

何回読んでも面白く、感情が揺さぶられます。

スラムダンクの面白さが1人でも多くの人に届いて欲しいです。

最後まで見ていただきありがとうございました。

そして作者の井上さん、最高の漫画をありがとうございます。

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