「スラムダンクの面白さを伝えたい」
ということでブログを書くためにもう一度スラムダンクを読み返しました。
すると、
「ただただ面白い」
と思っていたスラムダンクが
「スポーツ指導や選手への声かけのヒントがすごい隠れてるじゃん」
というところに気付きました。
特に名将、安西先生の考え方や声かけは多くの指導者にとって参考にすべきところが多いなと感じたのでこの記事を書こうと思いました。
僕も子供達にサッカーを指導するときに実践しています。
選手への指導法や声かけで悩んでいる方に少しでも参考になればと思います。
※指導者だけでなく保護者の方にとっても参考になるのではと思います。
安西先生とは
スラムダンクの主人公桜木花道が所属する湘北高校の監督。
名将と呼ばれ、選手への声かけ、成功した姿を想像させモチベーションを上げる声かけが特徴。
昔は白髪鬼(ホワイトデビル)と呼ばれていた。
スラムダンクをもっと知りたいという方は、パート1、パート2をご覧ください。
安西先生指導まとめ
名将安西先生の指導や声かけについてまとめました。
リラックスの重要性
リラックスすること。
これかなり重要だと思います。
僕は現在メンタルについて猛勉強しているのですが、脱力(リラックス)した時が一番パフォーマンスが上がるそうです。
自分もそうですが、子供のサッカーの試合でも100%の力んだシュートは上手く当たらないことや枠の外に外れるケースが多いように感じますね。
リラックスした状態での80%のシュートの方がコントロールが効くのでゴールに繋がる可能性も上がります。
ぜひリラックスされることをお勧めします。
緊張やリラックスの記事はこちらをどうぞ。
あきらめたらそこで試合終了だよ
「あきらめたらそこで試合終了だよ」
スラムダンクで1,2を争う名言の1つかもしれません。
やっぱりあきらめない心が重要ですよね。
言葉ではわかっていても、厳しい試合展開によっては選手たちに”あきらめる”という言葉が頭によぎってしまうかもしれません。
選手たちに日頃から、
「絶対にあきらめない」
ということを意識させていくことが必要なのかもしれません。
結局、夢や目標をあきらめてしまうのも自分です。
日々の声かけが選手や子供たちの夢や目標達成の原動力になる。
というのも過言ではないかもしれませんね。
結果を想像させワクワクさせる
2万本シュート練習が終わった後の結果を想像させる。
大事な場面でのプレーの成功を想像させる。
結果、ワクワクさせることで選手のやる気に繋がっている。
これも非常に重要ですよね。
練習メニューは豊富だけど淡々とこなさせる指導者って結構いませんか?
選手たちは、
「これをすればどうなるんだろう?」
「これで結果が出るのだろうか?」
なんて思っているかもしれませんよね。
・気持ちに迷いがある状態でトレーニングする
・それをやるとどうなるか理解した上でトレーニングする
結果は明白なのではないでしょうか?
選手や子供に考えさせることは重要なことです。
でも結果を想像させ、ワクワクにつなげることでパフォーマンスが一気に上がることもあるのではないかと思っています。
何をやるにしてもワクワク感って大事ですよね。
選手を信じる
山王戦で緊張している三井に対し声かけで緊張を解く。
落ちつかない宮城のストロングポイントを再確認。
日本一になるという目標ができた流川を信じる。
素人桜木の能力を最後まで信じる。
赤木、木暮が今までやってきたことを信じ、チーム全体を信じる。
これまた非常に重要な部分ですよね。
選手を信じる。
なかなか難しいところですが、選手を信じている指導者のいるチームって
「確かに強いかも」
って思いませんか?
そういうチームって指導者がガミガミ言わないし、選手との信頼関係が構築されているように見えます。
よって選手たちにも自主性が出ることでしっかり考えてプレーしているので必然的に強くなるのではと思います。
安西先生は選手を完全に信じることで信頼関係が生まれ、選手の良さを最大限に生かしていると言えるのではないでしょうか。
成長を楽しむ
花道2万本シュート特訓にて道楽と言われてしまう安西先生。
1日、1日成長が見れること。
(いいこと言いますね。安西先生)
個人的に一番刺さったシーンです。
なぜ指導するのか。
なぜ子供の活躍が嬉しいのか。
その原点に立ち返ることができます。
1日、1日の成長している姿を見ることができる。
この上もなく楽しいからですよね。
安西先生に改めて気付かされました。
最後に
安西先生の指導や声かけにフォーカスしてみました。
こうやって振り返ってみるとスラムダンクは子供時代に気付かなかったことを教えてくれます。
今日お伝えしたことが選手の指導法や子供たちへの声かけのヒントになっていただけると幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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