メタバースってすごく面白そう。
でも、よくわからないので教えて欲しいです!
こういったお悩みを解決します。
最近何かと話題になっているメタバース。
あのFacebookが社名をMetaに変更したり、NIKEやadidasなどの大企業がメタバース業界に進出したことで、メタバースがまさにMeta(超越)な盛り上がりを見せています。
下記はNIKE社の公式Twitterですが、動画を見て頂くとメタバースの世界観が伝わると思います。
このような仮想空間のことをメタバースと言います。
とは言っても、「メタバース面白そうだけどよくわからない」「メタバースについて詳しく知りたい」という方がほとんどではないでしょうか。
今回は、そんなあなたのために実際にメタバースを体験している僕が詳しく解説していきたいと思います。
メタバースについて
はじめに、メタバースについて詳しく見ていきましょう。
メタバースとは?
メタバースとは、メタ(超越)とユニバース(宇宙)を組み合わせた造語で、簡単に言うと「仮想空間」のことです。
子供のころに「自分が面白いと思ったあの漫画の世界に入りたい」と誰もが一度は思いましたよね。
そう。あなたが憧れていた現実とは違う漫画のような世界。それがメタバースです。
メタバース空間は常にオンライン状態で動いており、いつでもどこでもアクセスできる環境が整っています。
誰もが自由に参加できる
メタバースには、誰でも参加することができます。
基本的にアバターで参加することになるので、仮想空間での自分の姿をアレンジすることができます。さらに、性別や年齢などが知られることもないので匿名性を保つことも可能です。
現在では、SNSでのコミュニケーションが主流ですが、アバターを使ったコミュニケーションが当たり前の世の中がやってくるかもしれません。
そんなアバターコミュニケーションの空間に、なりたい自分の姿で仮想空間に行けることもメタバースの魅力の1つです。
日本ではすでに馴染みがある
盛り上がりを見せているメタバースですが、実はゲーム大国の日本ではすでに馴染みがあるんです。
具体的に見ていきましょう。
あつまれ動物の森(任天堂)
フォートナイト(EpicGames)
マインクラフト(マイクロソフト)
FF14(スクウェア・エニクス)
日本で大人気のオンラインゲームですが、実はこれらもメタバース。
とりわけFF14に関しては、あの論破王ひろゆき氏が「メタバースはFF14の後追い」とまで発言しており、流行前から目をつけていた日本のゲーム会社の凄さを感じます。
メタバースでできること
メタバースの魅力は、仮想空間でゲームをプレーするだけではありません。これからのWeb3.0という時代は、デジタル上で経済活動ができるので、全てのデジタルが仕事になっていきます。
つまり、メタバースゲームを仕事にするというプロゲーマーたちがリアルに存在していくということになります。
Web1.0:ファミコンやプレステなどゲームをするためにお金を払う時代
Web2.0:無料でゲームを始め、好きなときに課金する時代
Web3.0:稼ぐためにゲームをする時代(着々と移行中!)
例えば、ファイナルファンタジーの中で最も人気のある召喚獣の1つであるバハムートをあなただけが所持しているとします。このバハムートがもし他の人に売れるとしたらどのくらいの価値がつくでしょうか。
希少価値が高ければ高いほど値段が高騰!想像するだけでワクワクしてしまいます。
このようにメタバースゲームでは、自分が所有しているアイテムを誰かに売ったり、売っているレアアイテムを購入できるようになり、ゲーム内で物の売買ができるようになります。
そんな夢のような世界が現実で実際に起き始めています。
そして、現在メタバースゲームでは、世界中の人と交流できるという点から共通の通貨として暗号資産が使われています。メタバースゲーム、NFT、暗号資産このテクノロジーを支えているのがブロックチェーンという技術になりますので覚えておきましょう。
▼「ブロックチェーンって何」という方向け!【初心者向け】歴史的発明と言われているブロックチェーンについて解説
ゲーム内で経済活動が行えるWeb3.0時代の幕開けです!
メタバースの課題
メタバースは、「世界中の人と交流できる」、「ゲーム内で経済活動ができる」などのメリットがたくさんありますが、実は課題もたくさんあります。
法律の整備
メタバースには、「国」という概念がないのでトラブルが起きた際、どのように解決していくのか明確になっていないところがあります。
詐欺
今のところ、メタバースで経済活動を行うということは暗号資産を使用します。暗号資産詐欺が頻発していることから、メタバースでの経済活動を行う場合、暗号資産についての知識が必要不可欠になります。
▼【初心者向け】安全な仮想通貨(暗号資産)の始め方
他にも、ガス代と呼ばれる取引手数料の高騰の問題などもあり、メタバースの課題が解決するまでにはもう少し時間がかかりそうです。
注目のメタバースゲーム
さて、メタバースについて理解できたところで注目のメタバースゲームを3つ紹介していきたいと思います。
1:ゲーム内での土地所有・・・The Sandbox
2:トレーディングカードゲーム・・・NFT DUEL
3:無料アプリでできる・・・cluster
1つずつ見ていきましょう。
The Sandbox
The Sandboxは、仮想空間の中で土地を所有、売買したり、建物を作ってNFT化することで、収益化ができるメタバースゲームです。
人気スポーツメーカーのadidasが参入したのはこのゲームで、世界的有名ラッパーであるSnoopDoggと同じく、The sandboxのスポンサーにもなっています。
▼「NFTって何?」という方のための記事です
マインクラフトに似ているところもあり、日本人には馴染みやすいかもしれません。
ゲーム内で使われている仮想通貨(暗号資産)は「SAND」で、2023年2月現在で1SANDあたり約95円で推移しています。
※詳細はThe Sandbox公式サイトで確認してみてくださいね
ちなみに「SAND」は国内取引所のコインチェックにて購入することが可能です。
NFT DUEL
「NFT DUEL」は、遊戯王や、ポケモンカードバトルのようなトレーディングカードゲームにNFT技術を使い、ゲーム内で自由にトレードできるNFTゲームです。
また、ゲームをプレーするあなた自身がアバターを使用し、メタバース内で、交流や、カードゲームで対戦することができます。
こちらもまた、トレーディングカードゲームということもあり、僕ら日本人には馴染みやすいと言えるでしょう。
「NFT DUEL」は、最大のNFTマーケットプレイス「OpenSea」や、「XANALIA」で売買できるということから使用される通貨はイーサリアムやマティック(OpenSea)、バイナンススマートチェーン(XANALIA)が主流です。
さらに鳥取県とのコラボも展開中でして、面白い取り組みにも期待!
»XANAが鳥取県に日本初の「メタバース課」を創設、XANA: Genesis AIが正式職員に!
cluster
最後に紹介するのは無料アプリで始めることができる「cluster」です。
最近Twitterでも話題になっており、日本企業が製作していることから比較的安心して楽しむことができます。
インフォメーションセンターでレクチャーを受けながら自由なアバターで誰でも無料で参加できます。
いつでも綺麗な桜を見て花見ができます。
乗り物に乗ることも可能です^_^
cluster内では、ゲームを楽しむことはもちろん、有名インフルエンサーの動画講義が受けられるなんてこともできます。
clusterで「メタバースを無料で体験してみたい」と思ったあなたのためにリンクを貼っておきますので早速体験してみてくださいね。
というわけで今回は以上になります。
暗号資産の世界は面白いことが多いです。
ぜひお試しあれ!
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