このままの人生でいいのか不安です。
自分を変えるための方法を探しています。
今回は、このような悩みに対して最強の本を紹介していきます。
その本とはこちらです。(ついに登場!)
【7つの習慣】(著者スティーブン・R・コヴィー)は、世界で3000万部、日本でも200万部売れている世界的名著であり、キングオブ自己啓発本と言われています。
著者であるスティーブン・R・コヴィー氏は、成功法則を長年研究しており、結論として人格の形成(人としてどうあるべきか)こそが成功への鍵と言っています。
タイトルの通り、自分が変わるための習慣が7つあり、その習慣を実践していくことが成功(人格の形成)に繋がっていきます。
早速見ていきましょう!
※様々な自己啓発本がありますが、代表的なものに【7つの習慣】【嫌われる勇気】【夢をかなえるゾウ】があります。それぞれの記事を書いたので良かったら見てください。
【嫌われる勇気】についての記事はこちらです→【勇気の心理学】アドラー心理学が対人関係で悩んでいるあなたの悩みを解決します!
【夢をかなえるゾウ】についての記事はこちらです→【夢をかなえるゾウ】偉人たちの課題をクリアし、夢を叶えるぞ〜!
本当の成功とは・・・
【7つの習慣】が教えてくれる本当の成功とは・・・自分自身の軸をしっかりと定め(自立、人格形成)社会と調和し、持続していくこと
成功したい人にとっての本に見えがちの本書ですが、実は数々の成功を収めてきた人たちにも多くの学びを与えてくれたそうです。
最近になって人生を振り返ることがよくあるのだが、今は何の価値も置いていないことが以前は有意義に思え、魅力を感じていたことに衝撃を覚える。たとえば、あらゆる見せかけの成功。名を知られ評価されること。金を稼いだり女性を口説いたりして得る快楽。まるで悪魔のように世界のあちこちに出没し、虚栄の市で繰り広げられるような体験をすること。
今から考えれば、これらはすべて自己満足以外の何ものでもなく、単なる幻想にすぎないのではないか。パスカルの言葉を借りれば『土を舐める』ような味気のないものである。
引用元:7つの習慣(マルコム・マゲリッジ:米国の作家)
成功者でも自己満足の成功は短期的で、虚無感を感じるようです。
死の床で自分の人生を振り返ったとき、もっと多くの時間をオフィスで過ごせばよかった、あるいはテレビをもっと見ればよかったと悔やむ人は、果たしてどれくらいいるのだろうか。
答えは簡単だ。一人としているわけがない。
死の床にあって思うのは、家族や愛するもののことである。
人は誰かのために生き、最期はその人たちのことを思うのだ。
偉大な心理学者のアブラハム・マズローも、人生を終えるとき、自分自身の自己実現欲求よりも、子孫の幸福、達成、貢献を願ったという。
彼はそれを自己超越と呼んでいた。
引用元:7つの習慣
これを見ると、本当の成功、本当の幸せとは何か考えさせられます。
自立し、人格を創り、社会に貢献し、それを持続していくこと。
次の章で、あなたが変わるための7つの習慣を1つずつ見ていきましょう!
あなたを変える7つの習慣
まず、7つの習慣があなたにもたらしてくれることは以下の通りです。
説得されても人は変わるものではない。誰もが変化の扉を固くガードしており、それは内側からしか開けられない。
説得によっても、感情に訴えても、他人の扉を外側から開けることはできない。
マリリン・ファーガソン(アメリカ社会心理学者)
第1、第2、第3の習慣(私的成功の習慣)に対して「変化の扉」を開くことによって、あなたの自信は目に見えて増すだろう。自分自身を深く知り、自分の本質、内面の奥深くにある価値観、自分にしかできない貢献にはっきり気付くだろう。正しいか間違っているかは他者が決めるのではなく、自分で判断できるようになるのである。
引用元:7つの習慣
第4、第5、第6の習慣(公的成功の習慣)に対して「変化の扉」を開けば、うまくいかなくなっていた大切な人間関係を癒し、築き直す意欲が生まれ、そのための力を解き放つことができるだろう。
そして最後の第7の習慣を身につけることによって、それまでの六つの習慣を再新再生して磨きをかけ、真の自立、効果的な相互依存を実現できるようになる。
あなたが今どんな状況に置かれていようと、習慣を変えることはできる。それまでの自滅的な行動パターンを捨て、新しいパターン、効果性、幸福、信頼を土台とする関係を生み出す新たなパターンを身につけることができるのだ。
引用元:7つの習慣
✔️あなたを変える7つの習慣
第1の習慣 | 主体的である | 私的成功 |
第2の習慣 | 終わりを思い描くことから始める | 私的成功 |
第3の習慣 | 最優先事項を優先する | 私的成功 |
第4の習慣 | win-winを考える | 公的成功 |
第5の習慣 | まず理解に徹し、そして理解される | 公的成功 |
第6の習慣 | シナジーを創り出す | 公的成功 |
第7の習慣 | 刃を研ぐ | 再新再生 |
第1の習慣・・・主体的である
主体的とは・・・全ては自分の責任で動くということであり、何があっても自分自身が選択しているということ
例えば、仕事に行きたくない人がいるとします。その人には、仕事に行きたくない理由が色々あるでしょう。それでも我慢して行き続けるのか、周りの目を気にして行き続けるのか、辞めて違う道を探すのか、行きたくない理由を書き換えるのか、全て自分自身が選んでいるわけです。
自分から動くのか、周りから動かされるのか、どちらの道を選ぶかによって成長、成功できるのは言うまでもありません。
✔️第1の習慣・・・【主体的である】
第2の習慣・・・終わりを思い描くことから始める
終わりを思い描くことから始めるとは・・・自分の人生の最期を思い描き、本当に大切なことを中心に置き、人生のビジョンを実現させるということ(ミッション)
自分が眠るであろうお墓をイメージしてみてください。
その墓標には『〇〇な人ここに眠る』と書かれています。
あなたなら、この〇〇にどんな言葉が入るでしょうか?
この〇〇こそが自分にとって本当に大切なものであり、ミッションです。
そのミッションを探求して紙に書き写してみてください。きっと、そのミッションがあなたの土台となり、感情や周りに流されない強さを与えてくれるはずです。
さらに、このミッションは書き直すこともできます。今もっているミッションに疑問を感じたときは、何回でも自分の意思でその脚本を書き直すことが可能です。
✔️第2の習慣・・・【終わりを思い描くことから始める】
第3の習慣・・・最優先事項を優先する
最優先事項を優先するとは・・・自分自身の大切にすべきこと(成果を生み出す能力)を日々の生活の中で優先して行えるようにすること
この第3の習慣を継続させることが非常に難しいと本書では言っています。
下の図の時間管理マトリックスの中で重要なのは第II領域です。(PC・・・成果を生み出す能力)
何かを達成させるためには、自分で行うか、人に任せるかのどちらかしかありません。
自分で行うべきなのか、人に任せるべきなのか、効率を考えて、第II領域を理解すれば、緊急の用事に追われるだけでなく、重要な用事を見極めれるようになります。(マネジメント)
現代人のほとんどが、第Ⅰ領域(時間に追われた生活)と第Ⅳ領域(ゲームやネットサーフィンなど)を行き来していると言われています。
成功するためには、時間をマネジメントし、第Ⅱ領域の時間を増やすことが重要です。
✔️第3の習慣・・・【最優先事項を優先する】
第1,第2,第3の習慣=私的成功
第4の習慣・・・win-winを考える
win-winを考えるとは・・・全ての人間関係において、必ずお互いの利益になり、お互いに満足できる結果を目指すこと
win-winを考える際、著者のコヴィー氏はこう言っています。
win-winの根本には、全員が満足できる方法は十分にあるという考え方がある。誰かが勝者になったからといって、そのために他者が犠牲になって敗者になる必要などない、全員が勝者になれると考えるのである。
引用元:7つの習慣
公的成功(社会的な成功)を収めたい場合、誰かが勝つ(win-lose)、負ける(lose-win)世界にいるだけでは成り立たないということを教えてくれます。
全員が勝つ!この考えこそが公的成功への第一歩なのかもしれません。
✔️第4の習慣・・・【win-winを考える】
第5の習慣・・・まず、理解に徹し、そして理解される
まず、理解に徹し、そして理解されるとは・・・自分の考えを主張する前に、まず、相手を理解するように努めること
win-winの関係に持っていくためには、コミュニケーションが不可欠です。
人とのコミュニケーションが苦手な人ほど自分のことを理解してもらおうと必死な場合が多いようです。
コミュニケーションでもっとも大事なことは、共感しながら聴くことです。
※共感・・・相手の気持ちを言葉にする
相手が傷ついているときや、悩んでいるときに心から理解したいという純粋な気持ちで話を聴くと、相手は「何でも話して良いんだ」と思い、あるがままを話してくれるでしょう。
まず、相手に話してもらい、理解すること、そして、win-winになるような自分の主張を提案することによって相手はあなたの話に耳を傾けてくれます。
✔️第5の習慣・・・【まず、理解に徹し、そして理解される】
第6の習慣・・・シナジー(相乗効果)を創り出す
シナジー(相乗効果)を創り出すとは・・・今までの習慣を使い、他者と力を合わせ、新しい可能性などを後に続く者(子供など)のために道を拓いていくこと
シナジーという言葉を植物に例えたコヴィー氏の言葉を引用してみます。
二種類の植物を隣り合わせて植えると、根が土中で入り込み、土壌を肥やし、一種類だけ植えた場合よりもよく育つ。
二本の木材を重ねれば、一本ずつ支えられる重量の和よりもはるかに重いものを支えられる。
全体は各部分の総和よりも大きくなるのである。
1+1が3にもそれ以上にもなる。
引用元:7つの習慣
第1から第5までの習慣を全て使うことによって1+1=2ではなく、3にでも4にでもすることができると著書では言っています。
そのために自分自身を律し、他者との関係を深めていく必要があります。
自分の内面にしっかりした芯があれば、相手に何を言われても動揺することもないし、意見を合わせる必要もありません。
相互依存の状況の中で、あなたは、勇気を出して心を開き、自分の考え、気持ち、体験を率直に話すことができる。
そうすれば、他の人たちもあなたに触発されて心を開くだろう。
あなたは他者との違いを尊重することができる。誰かがあなたの意見に反対しても、「なるほど。君は違う見方をしているんだね」と言えるのだ。
相手の意見に迎合する必要はない。相手の意見を認め、理解しようとすることが大切なのである。
引用元:7つの習慣
✔️第6の習慣・・・【シナジーを創り出す】
第4,第5,第6の習慣=公的成功
第7の習慣・・・刃を研ぐ
刃を研ぐとは・・・継続的な自己研鑽
最後の習慣である刃を研ぐとは、継続的に自分を磨くということです。
著書では、これまでの6つの習慣を達成するためには、具体的に4つの側面から自分を磨いていくことが大切だと言っています。
1.肉体・・・週に3時間の運動(1日30分)
2.精神・・・心を休ませる時間(散歩、瞑想など)
3.知性・・・メデイアの時間を1日1時間、週1冊は読書
4.社会性・・・コミュニケーションを取る
忙しいあなたにとって、なかなか難しいミッションかもしれません。
時間をマネジメントし、ぜひチャレンジしてみてください。
僕も自分磨きを始めていますが、自分自身の成長を実感することができています。
自らの生産能力『自分で考え、学び、創造し、変化に対応する力』から得られる。それが本当の意味での経済的自立である。
経済的自立とは富を持つことではなく、富を生み出す能力を持つことであり、その能力は自分自身の内面で育てるべきものなのだ。
引用元:7つの習慣
✔️第7の習慣・・・【刃を研ぐ】
まとめ
世界的ベストセラー【7つの習慣】について見てきました。
✔️【7つの習慣】が教えてくれた本当の成功とは・・・自分自身の軸をしっかりと定め(自立、人格形成)社会と調和し、持続していくこと
✔️【7つの習慣】とは・・・
私的成功
第1の習慣・・・主体的である
第2の習慣・・・終わりを思い描くことから始める
第3の習慣・・・最優先事項を優先する
公的成功
第4の習慣・・・win-winを考える
第5の習慣・・・まず理解に徹し、そして理解される
第6の習慣・・・シナジーを創り出す
再新再生
第7の習慣・・・刃を研ぐ
でしたね。
様々な成功者がこの本を絶賛しています。
僕も、500ページを超える本だったので、最初は戸惑いましたが、キングオブ自己啓発本と言われている【7つの習慣】を読んで本当に良かったと心から思っています。
ぜひ、あなたもこの本を読んで自分の軸をしっかりと定め、本当の成功を手に入れましょう!
きっと素晴らしい世界が待っています。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
あなたの成功を心から応援しています!
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